バンコク・ドゥシット動物園散策

猛獣エリア

ワニカバの堀を過ぎるとすぐに爬虫類館、中にはアジアを中心としたトカゲやイグアナ、蛇、ワニ、亀などがウジャウジャいます。ここも20バーツを別に払って入りますが、ワニはみんな仲良く口をあけてポケーっとしています。「なんかちょうだい」って、観覧客が食べ物を投げてくれるのをこうしてじっと待っているらしいです。中には待ちくたびれて、口あけたまま居眠りしている間抜けなのがいて、こういうのはいかにもタイらしくていいですね。

 

その隣には恐竜のオブジェがあって、ここは家族連れや若い人たちの記念撮影ポイントとなっています。

タイの人って、こうしたオブジェの前で記念写真とるのが好きなようです。

記念撮影

 

この前を過ぎると、右手にはオランウータンやチンパンジーのいる大きな檻、トラやライオンなどの猛獣のいる檻がありますが、どの動物も檻の奥深くで寝そべっていたり隠れていたりと、なかなかお目当ての動物は近くに来てくれません。それとプラスチックの防護柵のせいで、ちょっと観辛かったりするところもあります。オランウータンは穴の奥でボロ雑巾のようになって動かないし、チンパンジーは孤高の人のように固まっているし、唯一トラだけが「見ちゃいやん!」とばかりにポーズとって遊んでくれました。

トラ

チンパンジー

 

オラウータン

サル

 

さて、園内ウォッチングも終盤に近づいてきてスタート地点の噴水付近に戻ってきましたが、ここにはおとなしい動物を簡単な柵で囲った子供動物園コーナーがあり、小さなヤギや牛、ポニーなどが勝手気ままに遊んでいます。なかでも珍しくて愛くるしいカピバラは、餌の草を食べるのに夢中で、精一杯愛想を振りまいているこちらには見向きもしてくれませんでした。

噴水

ポニー

 

ヤギ

カピバラ

猛獣エリア

猛獣エリアの地図