バンコク・ドゥシット動物園散策

動物園の概要

ドゥシット動物園の入り口ドゥシット動物園は、元々はラーマ5世であったチュラロンコーン大王のレクリエーション用の施設として植物園を作ったのがその始まりで、当時は「カオディン(赤い山)」と呼ばれていました。それが1938年に動物園に改装された後に、一般に開放されてから今年でちょうど創立80年を迎える歴史のある国立動物園です。広さは約19ヘクタールと広大な敷地でゆったりとした作りになっています。

 

遠足でやってきている小学生タイでは、チェンマイ動物園、バンコク郊外にあるサファリワールドと並んでタイ三大動物園として国民にとても親しまれていて、タイの幼稚園や小学校では課外学習の場としてよく利用されていますし、バンコクにある日本人向けの幼稚園や小学校でも遠足で必ず訪れる場所です。タイの動物園の中では動物の種類が一番多くて、300種以上を飼育していることになっていますが、実際に見学することのできるのは70から80種くらいです。

 

売店園内は大きく分けると8つのエリアに分かれ、随所に休息所やトイレも完備しています。レストランやフードコート、売店やお土産ショップなども充実していて、飲み物などはあちこちにある小さなスタンドで手に入れることができます。園内を歩くと熱帯の樹木がとても豊かな自然植物園のようで、バンコクのど真ん中にありながら喧騒からは離れ、鮮やかな色の花々もあちこちで咲いていて都会のオアシスといったところです。

 

木陰で談笑をするカップル緑が多く大きく育った木々の木陰も多いことから、外の世界よりも涼しくて、地元の人たちは動物の見学以外にも暑さ凌ぎで涼みにやって来る人々も多いようです。のどかな光景の中で、ひとりでボーっとした時を過ごすのにもいいですね。土日はやはり少し込み合う場合がありますから、静かにのんびり過ごすには平日がいいでしょう。

 

連絡先:Dusit・Zoo 71 Rama 5 Road, Dusit, Bangkok 10300
Tel: (66)2-282-7111~3、281-2000